カナダでわしも考える

齢54歳 カナダのオンタリオ州ペンブロークでカレッジに入って大工になろうとしています。ラーメン忘れた訳ではないけど。

COVID-19 うそやろカナダ給付金延長 困ってしまうがな。

6月17日(水)

  • 世界では新型コロナ累計感染は8,320,288(+167,403)人 死者が447,628(+6,221)人
  • カナダでは感染者累計99,835(+386)人 入院患者数893(-41)人 重症者数243(-16)人 死者は8,254(+41) 人
  • 日本は 累計感染者数17,628(+44)人 入院患者数845(-109)人 重症者数70(-10)人 死者931(+4)人
  • 島では本日も新規感染者はおりません。現在の状況は累計感染者数 27(±0)人 累計PCR検査陰性人数9,211(+236)人 検査結果待ち28(+2)人 快復人数 27(±0)人という状況です。

 カナダの緊急給付金(CERB)の支給が2ヶ月(8週間)延長されました。7月4日までは失業保険受給者は週500ドルの支給がありましたが、さらに8週間延長され、8月29日までは週500ドルが受給でき、それ以降は給料の55%が支給されます。また失業保険受給資格がなくても、一定の基準をみたしている人も4週毎に2000ドル受給できてましたが、これも同様に8週間延長となりました。ただしカナダ政府は雇用の拡大と人々が働く事を強く求めています。その為に6-8月は各企業の75%の人件費を国が負担するというプランをうちたてています。

 僕を例にたとえてみると、今レストランを開店させても、夏の観光客がゼロであり、島の人たちも今までのロックアウト生活に慣れて外食客が減っている場合、同じ戦略でお店を再開しても、お店を開けているだけで赤字が膨らむ可能性があるので、なかなか再開に踏ん切りがつきません。そこで政府が人件費の75%を負担してもらえるのなら赤字は最小限になるので、まあ再開してもええかとなります。

 そこで給付金が延長になってしまうと、経営者でないかぎり、仕事しないで給付金をもらった方がいいに決まっています。 正直な事を言うと、世界一安全な場所(プリンスエドワード島)で、世界の中でもトップクラスの補償を受けながらのロックアウト、しかも間もなく4段階目の解除になり、ほぼ鎖国状態の中で通常状態にもどります。これで仕事しないで、ゴルフしたり、釣りしたり、潮干狩りしたり、キャンプしたり、BBQしたり、映画、ゲーム三昧なんて天国です。

 3か月前の今日、カナダで初めて失業保険の申請をしました。あの時はまさかこんな状態になるとは夢にも思わず、まさかこんな天国のような日々になるとは想像できませんでした。

 さてさてあと2ヶ月この天国を延長させて、その後の地獄を味わうか、仕事を再開させて、政府の補助がある間にいろんな戦略を試せるチャンスととらえるか、ああああなんで給付金延長したんや トルドーさん。 困ってしまうがな。まあよくよく考えるといろんな立場の人がおるから、延長した方がええんやろな。要は各自で判断せよという事なのでしょう。

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