カナダでわしも考える

齢54歳 カナダのオンタリオ州ペンブロークでカレッジに入って大工になろうとしています。ラーメン忘れた訳ではないけど。

島への帰還 モンクトン から ケープトライオン灯台  170km

ほぼほぼ、モンクトンに泊まらずとも、島には行けたのだが、少しの買い物と職場以外の本当の目的地があったので、前泊しました。

モンクトンからケープトライオン灯台

それはCape Tryon灯台 Web ナショジオの藤田さんの連載 『プリンスエドワード島 アフターコロナの豊かな旅』を少しだけ縁があって読んでたら。第6回 モンゴメリーが愛した岬の灯台 の灯台をどうしても見て見たかっただけの事なのだけれど、これ読んだ後、PEIに戻ったのが12月、そして即、ペンブロークへの移動、しかも冬、いつか見たいな~と思っていたら、こんなに早くその機会に巡り合えるとは幸運です。しかも夏真っ盛り。 だだこの記事の写真絶対ドローンだ。(あたりまえか)こんなアングルでは撮れん。 

natgeo.nikkeibp.co.jp

 

natgeo.nikkeibp.co.jp

 

さて、ナビどおりにこんなとこ入るの?と少し躊躇しながら赤土の道進んで行くとありました。なんの変哲もない、どちらかというと少し貧相な灯台が とはいえ実は赤毛のアンは読んでません。アニメをサクッと見ただけ。ドラマも見てない。マシューの口癖を知ってる程度。でもなんか感慨にふけってしまった。

Cape Tryon 灯台

Cape Tryon 灯台とロンドくん

さて島に着いたし、お仕事しましょう。その前にロンドくんに虫がいっぱい張り付いたので、綺麗にしてあげました。

 

島への帰還 Sainte-Anne-de-la-Pocatière からモンクトン  600km

マゼランさん宅 今までのAirbnb生活でもまれにみる快適さやった。朝8時には出発し、モンクトンを目指す。約600㎞なので、うまくいけば6時間くらいだから結構早くに着くな~な、10時までには隣の州のニューブランズウィック州に着くな~などと考えてたら、スマホの時計が11時になってる。あっ時差があったんや。1時間進むので、実際には到着時は7時間たっているという事か。 

これは余談なのですが、カナダは交通ルールとかも州によって全然ちがって、警察のやる気も州によって全然違う。ケベック州はほとんどが最高速度 時速100kmでそこいら中にパトカーが見張ってる。なのでせいぜい時速110㎞くらいでのんびり走る。2年前に1回捕まっているし。ところがお隣のニューブランズウィック州は最高速度 時速110kmで、そこそこアップダウンがあるし、実際美しい景色が進行方向の左とか右になく、全体的に美しいので、前見とけばいいからなのか、ここでパトカーを見た事は1度もない。だいたい120kmくらいで走ろうにも荷物結構積んでるので、上りは100kmくらいになってしまって、トラックにも抜かれる始末。

予定どおりにきっかり6時間 時差1時間で途中、1回給油休憩して3時過ぎにモンクトンのお宿に到着しました。 そしてドナさん宅へ。 こんな事があってよいのでしょうか?8畳はあろうかのジャグジー付きのバスルーム エアコン完備 各部屋に冷蔵庫完備、全部で3部屋ほどお貸しになっている感じだけど、どうやら今日は貸し切り状態。これで69ドル 昨日のマゼランさん宅も良かったけど80ドル超えてたし、これはもう破格としかいいようがなく、こんなに毎日大当たりで良いのだろうかと一末の不安がよぎる。

Sainte-Anne-de-la-Pocatièreからモンクトン

今日は早く到着したので、少しビジネスの話しをします。昨日訪れた商社さんの倉庫2か所 A社さんの倉庫は日本人が働いていて、倉庫内はきっちり整備されており、ネスティナの設置から出荷前の配置場所などよく考えられて設計されていて、倉庫内は3人でまわしてました。全部が日本人かどうかはわからないけど、取り次いでくれた人は日本人でした。ここは価格は全体的にB社さんに比べると少し割高で、送料もきっちり取られます。しかし在庫確認した時とか回答も早いし、やっぱりありませんとか、ありましたとかはほぼなく、伝票とかもすぐに発行されます。システムがしっかりしています。誤配送とかは過去1回くらいかな。

さてB社、まず訪れた時にびっくりしたのは、会社名の名札のある場所には全部車が停まっていて、奥にフリーのスペースがあるにも関わらず、あちこちで縦列駐車して止めてる。たまたま僕が先に会社名の所に車停めて、先方に早く来たので時間前倒しできるか電話かけていたら、僕の車の後ろに平気で車停めてくる。 結局30分ほど前倒ししてもらって、少し時間ができたのでコーヒーでも飲んで来ようと思ったら車が出せない。うそやろ。なんとか前出したり、降りて確認したりしながら、切り返し切り返ししながら車をだせたのですが、オフィスの休憩室からいぶかしそうに数名の人がこっちを見てました。

そして商談も終わり、倉庫の方に車を回して、ちらっと倉庫内みたら、まあかなりの数の人が働いていて、倉庫内もぐっちゃぐちゃ。 ここはA社よりも価格は安く、送料もミニマム購入すれば先方負担 しかし、発注コンファームの後にやっぱり在庫ありませんでしたというのは日常茶飯事、誤配送はほぼ毎回、品物の発送伝票がない事もよくある事。また賞味期限切れ直前のものが届くなんて事はよくある事で、まずものが来たら、伝票とチェックして、かつ賞味期限をチェックしなくてはならず、伝票ないとまたひと仕事多くなるなんて事がよくあります。おそらくシステムよりも人海戦術でなんとかやってる感があり、ああこれが原因なんだなと理解しました。しかしB社さんもここを手直ししないと問題は解決しない事は重々承知、しかしここを手直しすれば、それは価格に反映せざるを得ない。もうジレンマでしょうね。こういった間違いにかかるコストをきちんと把握できてない所が根深いな~。このカナダに倉庫業専門のアウトソーシング会社ってあるのかな、倉庫業のコンサルとかいるのかな。アマゾンの倉庫とかばんばん建っているからコンサルはいそうだけど、金とるやろうし、ここはそういう所に目をつぶってお付き合いするしかないんかな。 まあ確実性、安定性を望むか、価格を望むかっていう所ですね。

 

島への帰還 モントリオールから Sainte-Anne-de-la-Pocatière, Québec  400km

初の自宅以外でのCPAP 枕が変わっても普通に眠れたのに、昨夜は熱帯夜だった事もあり疲れているにも関わらずなかなか寝付けなかった。今日の午前中の予定は9時と11時だったけど、モントリオールの渋滞が怖くて8時前には出発 すると8時半には到着してしまった。 

カナダ(だけではないけれど)2大日本食品取扱商社の一つを訪れてから、まだ時間に余裕があったが、電話して時間早めてもらって、もう一つの方にも行ってきました。さすが倉庫密集地帯でほぼ同一の場所に両社があり、その距離は5分とかからずでした。

後者の商社さんの方は仕入れが多いからか、かなり充実したお話ができました。気が付いたら12時 T&Tに行って、車で食べる昼食と今日の宿で食べる夕食を購入し、400kmのドライブに突入と思いきや、悪名高きモントリオール渋滞に捕まり、まともに走り始めたのは午後2時。 やっとの事で目的地のSainte-Anne-de-la-Pocatièreには結局6時半の到着でした。

MontrealからSainte-Anne-de-la-Pocatière

本日の宿はAirBnBで見つけたマゼランさん宅、目の前に海のようなセントローレンス川が広がる、大きな家でとても快適でした。快適すぎて、夜の10時前には、前日の寝不足もありCPCPをしないまま寝落ちしてしまい。気が付いたら午前3時、そこからいそいそとCPAPを付けてまた寝ました。いつもしていた大きないびきCPCPを付けた日からはほぼしてないけど、寝落ちした数時間やっぱりいびきしてたかな、前の部屋の人に迷惑かかってなければよいが。 本日は朝早めに出発して、予定はないので行ける所まで行こうと思います。

島への帰還 ペンブロークからモントリオール 400km

朝、アカデミーアップグレーディングが全部終わったから、SNSに乗っける写真を撮るとの事で、長旅の準備をして、学校へ行く。写真は無事終わったけど、果たしてこの写真が学校の宣伝になるのだろうか。まあマルチカルチャー、ダイバーシティという事かな。確かに学校にはアジア人は少ないからな。。。インドもアジアかだったら多いか。

本日の予定はペンブロークからモントリオール郊外への約400㎞の旅 途中、用事を済ませながらだけど、まあそんなに距離はないので、ゆっくりと今まで走った事のない、ケベック州側の田舎道をのんびりと走る ここでは昨年、行けなかった 浜田省吾氏のオンザロード2022のセットリストが良く似合う。そして思いっきり歌う。

 

PEMBROKE-MONTREAL

明日は、日本食材の商社さんへピックアップと表敬訪問 だからそんなには走れないか。

カナダで学ぶ #004

本日、7月5日(水)英語の最後の試験のプレゼンテーションが無事終わり、アルゴンキンカレッジでのアカデミーアップグレーディングの課程は全て完了しました。 英語のクラスの最後の課題はリサーチエッセイ1000文字でAPAフォーマットに基づいて書き、それをパワーポイントでプレゼン資料を作り、10分間でプレゼンするという、まあまあのハードルの高さ。

まずトピックを考える所から、なかなかアイデアが出てこず、ひねりだしたのはSLEEP APNEA and CPCP TREATMENT (睡眠時無呼吸症とCPAP治療)にしました。 昨年の12月にたまたまKijijiというカナダ版のe-bayを見てたら、CPAPの中古、新古が普通に格安で売っていて、これから学校に行くし、試しにCPAPしてみようかなと思ったのがきっかけで、CPAP初めて早6カ月が経過しました。

CPAP

もう9月からのコースは合格しているので、高校(グレード12)の英語と数学の卒業資格は取れたので、今後、更に進学したくなったら、物理とか化学とか取らないといけないかも知れないけど、必要ない場合もあるのでまあ6カ月で大検取れたと思えば、有意義な半年でした。

さてCPAPについてはむちゃくちゃ調べたので、それはまた書いてみます。学校終わったので、明日、プリンスエドワードに戻って、夏だけラーメン作ります。

カナダで学ぶ #003

昨日、突然メールで合格通知が届く

なんのこっちゃですが、本当に昨日、思いがけなく9月からのプログラムの入学許可メールが来ました。 申し込みをした際のサイトにログインして、オファーを受けるなら、受けるというボタンをクリックすれば、次のステップに進めますというメールでした。 一応、信じられなかったけれど、今日、実際に学校のプログラムのコーディネーターの方からメールが届き本物みたいです。 なんかあっけなかった。 いったいどいういう事なのだろう。

 

推測するに、プログラム入学に際して、必要な教科は今の所COMM6で、これがほぼ半分終わっているのですが、どうやら内容的に65%は完了したという事なのかも。教科全部が終わらなくても、プログラムで必須の単位が取得できれば、その時点でオーケーという事みたいです。あと3ユニットあるので、それは完了させてしまおうと思います。 

 

     

6月末までに、授業料を払い込めばはれて9月から学生です。楽しみです。これがカナダの入試方法です。合格発表の番号をドキドキしながら探すのもよいものですが、実際に学生の立場から考えたらこっちの方が絶対ええです。

カナダで学ぶ #002

学校への申し込み方 今の所、オンタリオ州しか経験がありませんので、オンタリオ州のカレッジについてです。

全てのオンタリオ州のカレッジはひとつのサイトでまとめられていて、各学校に直接申し込むのではなくて、そのサイトから自分の行きたい学校とプログラムを選んで申し込むようになっています。そのサイトの申し込み費用が110カナダドル。2月1日から応募ができるようになっていて、いっぱいになるとキャンセル待ちになってしまうので、とりあえず申し込んでしまいました。1度に3つのプログラムまたはカレッジに申し込みができるので、学校によっては埋まってしまった所もあとから空いてくるかも知れないですし、探せば違う学校でまだ申し込みができる所があるかも知れないという感じです。また成績証明書とか単位取得証明書があれば、このサイトに登録しておき、学校の入学条件にあっていれば早いもの順で決まるという感じです。僕の場合は、現在単取得中という証明を学校からあげてもらって登録だけしてある状態です。

日本とは教育制度が違うので、カレッジが日本でいう所の何にあたるのか分かりにくいのですが、高校を卒業すると、3つのカテゴリーの教育機関があります。ユニバーシティー、カレッジ、インスティテュートとなり、それぞれにサーティフィケート(証明書)、ディプロマ(卒業証書)、バチェラーデグリー(学士号)、マスターデグリー(修士号)、ドクターデグリー(博士号)のプログラムがあり、これとは別に、技術職用のレッドシール(日本でいう、電気工事士とか 調理師免許など)用のプログラムがあります。

僕はこの中でとりあえずサーティフィケート(証明書)のプログラムを取る予定で、さらにこれを突き詰めるとしたら、そのあとにレッドシールの方に進むか、ディプロマ、マスターの方に進むという道もあるけれど、そこまでは必要ないかと思います。そんなことしてたら還暦を大きく超えてしまうし。

ところで年齢的な心配もありましたが、今のクラスみてたら、似たような年齢の人もちらほらいるし、実際に週に1回キャンパスには行ってるけど、生徒らしい年齢いってる人もちらほらいるので、まあそのあたりは心配してないです。またわが町ペンブロークの隣町ペタワワにはカナダ軍の基地があり、かなりの数の軍人さんが住んでますが、退役した人のセカンドキャリアーとしてそこそこの人がカレッジに来るらしいので、おじさんだらけかも知れないです。