カナダでわしも考える

齢54歳 カナダのオンタリオ州ペンブロークでカレッジに入って大工になろうとしています。ラーメン忘れた訳ではないけど。

COVID-19 カナダでの補償の概要

 3月30日(月)世界では新型コロナ累計感染者が784,716人 死者が37,639人 カナダでは感染者累計7,437人 入院患者数 283人 重症者数 89名 死者89名 日本では 累計感染者数 1,820人 入院患者数 958人 重症者数 59名 死者54名 日本のデータは30日のデータなのでジョンホプキンス大学の最新データベースですと今の時点(アトランティック時間3月31日0時0分)ですと累計感染者数 1953名 死者 54名となっています。

 これはまたもっと調べて後日に報告しようと思ってますが日本のデータでひとつ驚いたことに日本での感染者の3分の1は外国人であるというデータがあり、日本人よりも外国人の方が新型コロナに感染しやすいというデータがあるそうです。マスクと手洗いだと思っていましたが、その理由の根拠のひとつにBCG予防接種が関係するのだとか。それと65歳以上の高齢者の方の肺炎球菌ワクチンも一定の効果があるのだそうです。

 島では週末の土日にアップデートがなかった為なのか、7名の感染者が判明し、合計で18名となりました。20代から70代の男女でどの方も州外もしくは海外からの帰国者だそうで、島内での二次感染例は今の所ないそうです。そしてこの7名はいずれも軽症で入院ではなく自宅での治療となるそうです。そして18名の内、1名は回復したそうなので、島内には現在17名の感染者の方がいるそうです。

 島の状況をまとめると30日現在累計でテストを受けた人が769名 陽性が18名 陰性が590名 テスト結果待ちが161名 快復が1名という状況です。そしてこの週末に56件の通報があり、そのほとんどの通報が自己隔離に関するもので26件の家を訪問し12件の口頭による注意と9件の書面による警告をだしたとの事です。それを受けて知事は今後は注意ではなく、さらに重い処分を科す事を明言し、州政府の方針に従うように警告しました。 まあどこでも同じような人はいますが、きっちり監視しているのには驚きました。プライベートもくそもありませんが、このくらいしてくれていると安心といえば安心です。これも島という特異性のなせる業なのでしょう。

 引きこもりになって今日で2週間経過しましたが、今現在の州政府および国の対応は、休業補償としても失業手当が頂いている給料の55%(週500ドル上限)プラス月2000ドル 2000ドルは4か月間支給 仕事の時間が短くなり減給になった人には週200ドルを上限で支給。自営業者には週500ドルを支給。 電気代が払えない人に対して供給ストップはしばらく行わない。島のボランティア団体に50万ドル(約4000万円)を支給しその資金で低所得者の食事などの支援を行う。ビジネス事業者の補償はこれから詳細が出てきますが、当座商用施設のレント代は3ヶ月免除の方針のようです。これは普段もそうですが、医療費は無料(健康保険代金も無料)こういった様々な補償が決定次第発表されますが、驚いたのは、これらの通達がオンタイムでSNSでも拡散されます。もちろん全てオンライン申請です。

 2020年の世界最高の国ランキング 1位がスイス 2位がカナダ 3位が日本 2019年は2位が日本 3位がカナダ 日本がカナダを抜いた理由はこういったすばやい対応なのだろうか がんばれ日本 東京都の感染症病床 数日で倍のキャパになっていた。でも医療従事者の数は倍にはできない。病床倍でその負担は倍以上となるでしょう。そうなれば、やはり医療崩壊がやってくる。そうならない為にも、皆が引きこもれる環境を早急に作って頂きたい。カナダにできて、日本にできないはずはないと思いたい。

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