カナダでわしも考える

齢54歳 カナダのオンタリオ州ペンブロークでカレッジに入って大工になろうとしています。ラーメン忘れた訳ではないけど。

島への帰還 Sainte-Anne-de-la-Pocatière からモンクトン  600km

マゼランさん宅 今までのAirbnb生活でもまれにみる快適さやった。朝8時には出発し、モンクトンを目指す。約600㎞なので、うまくいけば6時間くらいだから結構早くに着くな~な、10時までには隣の州のニューブランズウィック州に着くな~などと考えてたら、スマホの時計が11時になってる。あっ時差があったんや。1時間進むので、実際には到着時は7時間たっているという事か。 

これは余談なのですが、カナダは交通ルールとかも州によって全然ちがって、警察のやる気も州によって全然違う。ケベック州はほとんどが最高速度 時速100kmでそこいら中にパトカーが見張ってる。なのでせいぜい時速110㎞くらいでのんびり走る。2年前に1回捕まっているし。ところがお隣のニューブランズウィック州は最高速度 時速110kmで、そこそこアップダウンがあるし、実際美しい景色が進行方向の左とか右になく、全体的に美しいので、前見とけばいいからなのか、ここでパトカーを見た事は1度もない。だいたい120kmくらいで走ろうにも荷物結構積んでるので、上りは100kmくらいになってしまって、トラックにも抜かれる始末。

予定どおりにきっかり6時間 時差1時間で途中、1回給油休憩して3時過ぎにモンクトンのお宿に到着しました。 そしてドナさん宅へ。 こんな事があってよいのでしょうか?8畳はあろうかのジャグジー付きのバスルーム エアコン完備 各部屋に冷蔵庫完備、全部で3部屋ほどお貸しになっている感じだけど、どうやら今日は貸し切り状態。これで69ドル 昨日のマゼランさん宅も良かったけど80ドル超えてたし、これはもう破格としかいいようがなく、こんなに毎日大当たりで良いのだろうかと一末の不安がよぎる。

Sainte-Anne-de-la-Pocatièreからモンクトン

今日は早く到着したので、少しビジネスの話しをします。昨日訪れた商社さんの倉庫2か所 A社さんの倉庫は日本人が働いていて、倉庫内はきっちり整備されており、ネスティナの設置から出荷前の配置場所などよく考えられて設計されていて、倉庫内は3人でまわしてました。全部が日本人かどうかはわからないけど、取り次いでくれた人は日本人でした。ここは価格は全体的にB社さんに比べると少し割高で、送料もきっちり取られます。しかし在庫確認した時とか回答も早いし、やっぱりありませんとか、ありましたとかはほぼなく、伝票とかもすぐに発行されます。システムがしっかりしています。誤配送とかは過去1回くらいかな。

さてB社、まず訪れた時にびっくりしたのは、会社名の名札のある場所には全部車が停まっていて、奥にフリーのスペースがあるにも関わらず、あちこちで縦列駐車して止めてる。たまたま僕が先に会社名の所に車停めて、先方に早く来たので時間前倒しできるか電話かけていたら、僕の車の後ろに平気で車停めてくる。 結局30分ほど前倒ししてもらって、少し時間ができたのでコーヒーでも飲んで来ようと思ったら車が出せない。うそやろ。なんとか前出したり、降りて確認したりしながら、切り返し切り返ししながら車をだせたのですが、オフィスの休憩室からいぶかしそうに数名の人がこっちを見てました。

そして商談も終わり、倉庫の方に車を回して、ちらっと倉庫内みたら、まあかなりの数の人が働いていて、倉庫内もぐっちゃぐちゃ。 ここはA社よりも価格は安く、送料もミニマム購入すれば先方負担 しかし、発注コンファームの後にやっぱり在庫ありませんでしたというのは日常茶飯事、誤配送はほぼ毎回、品物の発送伝票がない事もよくある事。また賞味期限切れ直前のものが届くなんて事はよくある事で、まずものが来たら、伝票とチェックして、かつ賞味期限をチェックしなくてはならず、伝票ないとまたひと仕事多くなるなんて事がよくあります。おそらくシステムよりも人海戦術でなんとかやってる感があり、ああこれが原因なんだなと理解しました。しかしB社さんもここを手直ししないと問題は解決しない事は重々承知、しかしここを手直しすれば、それは価格に反映せざるを得ない。もうジレンマでしょうね。こういった間違いにかかるコストをきちんと把握できてない所が根深いな~。このカナダに倉庫業専門のアウトソーシング会社ってあるのかな、倉庫業のコンサルとかいるのかな。アマゾンの倉庫とかばんばん建っているからコンサルはいそうだけど、金とるやろうし、ここはそういう所に目をつぶってお付き合いするしかないんかな。 まあ確実性、安定性を望むか、価格を望むかっていう所ですね。