カナダでわしも考える

齢54歳 カナダのオンタリオ州ペンブロークでカレッジに入って大工になろうとしています。ラーメン忘れた訳ではないけど。

COVID-19 新型インフルエンザ等対策訓練 日本のやつ

 4月6日(月)世界では新型コロナ累計感染者が1,347,676人 死者が74,679人 カナダでは感染者累計16,667人 入院患者数 702人 重症者数 242名 死者323名 日本は 累計感染者数 3,654人 入院患者数 2,989人 重症者数 79名 死者73名となっています。(ジョンホプキンス大学のデータがあまりにも、厚生労働省の数と乖離してきたので厚生労働省のデータを使います)

  島の状況は本日も新規感染者はおらず4日連続で感染者はいません。現在の状況は累計感染者数 22名 累計PCR検査陰性人数 984名 検査結果待ち 368人 快復人数 8名という状況です。検査結果待ちの方が増えているので、この方々が島外から帰国され症状が出ている人なのか、濃厚接触者なのか、それ以外なのかは分かりませんが、現在、療養中の陽性者14名は軽症で、島外からの帰国者でかつ14日間の自己隔離中での発症です。新情報は、検査キットが届いたので明日からは島内の病院でPCR検査が行え、もっと早くに検査結果が出せるとの事です。モリソン博士は現在の状況は対策の効果が出ていて、ピークが過ぎたという状況ではなく、ピークはまだまだ先になるとの見通しです。

 さて新型インフルエンザ等対策訓練は新型インフルエンザ等対策特別措置法が施行された翌年の2014年1月21日に初めて行われ、それ以降年度毎に計7回行われています。どの訓練もシナリオがあり、本番さながらの緊迫感の中で行われていました。しかしながらまずシナリオは、国内発生早期における対策本部設置時の最初の部分を想定した訓練か、緊急事態宣言を行う際の訓練かの2パターンで1年に1回の訓練という名の台本の読み合わせのような到底訓練とは呼べないものでした。また年々あっさりしたものに変わってきていて、直近の昨年11月8日に行われていた訓練は資料も乏しくただの台本の朗読でした。 なんだか年々訓練という名の行事になっておりました。普通、訓練(シュミレーション)ってシナリオがあっても、関連大臣が、関連の官僚にどんどん想定される質問をなげかけ、それをどうやって解決していくか、対策本部で考えながら答えを模索し、最後にそれを対策本部長(総理大臣)が国民に投げていくというものではないのでしょうかね。あと勉強できる人がいっぱいいるのだから、想定シナリオ 1年目より2年目、2年目より3年目とどんどんいろんなシナリオ考えてもええのに。7回あったら今回の新型コロナに近いシナリオも想定できたかも知れないのに。こういう所にも専門家を入れればいいのに。どうやら安倍政権下の新型インフルエンザ等対策特別室は閑職だった可能性が否定できません。というか閑職でなければ、おそらく日本版CDCはすでに日本に出来上がっていたでしょうね。なんかもったいないですね。

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