カナダでわしも考える

齢54歳 カナダのオンタリオ州ペンブロークでカレッジに入って大工になろうとしています。ラーメン忘れた訳ではないけど。

PEI 釣り事情 その1

 まあこんな記事書いても、プリンスエドワード島に釣りに来ようなんて思う人はいないと思いますが、来てみてびっくりなんと300㎏クラスのブルーフィンツナ(本まぐろ)がごろごろいるのだそうです。そしてそれらは豊洲に送られ、たぶん高級寿司屋に大西洋産本マグロとか言われて並ぶんではないかと思います。

 そして、このカナダの※大間と呼ばれているのがノースレイクという島の東端にある漁師町。お店のまぐろもこの町の近くから仕入れてます。

※僕が呼んでるだけです。

 

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 まぐろのシーズンは7月半ばから10月末 世界中からこの大西洋本マグロとバトルしたいという松方さんがやってくるそうです。残念ながら本物の松方さんはオファーがあったけれどスケジュールの都合でとうとう最後まで来れなかったそうです。恐らく彼が元気でここでバトルしたらもしかしたら自己記録を更新してたのではないでしょうか。そんくらいすごい所だそうです。 

 間もなくシーズン到来なので、まぐろの前の腕ならしに近所の釣り船屋さんの乗り合いでサバとタラ釣りに行ってきました。家から20分しない所に釣り船屋さんって、幸せすぎます。ここでもチャーターでまぐろをやってますが、普段は乗り合いのサバ・タラ釣りとロブスター漁見学がメインで、釣りの乗り合いは朝8時半、午後1時、夕方5時の日に3回の釣行で各3時間の乗り合い。今回は腕ならしなので、朝8時半の3時間を選択。

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 7月15日(月)朝8時気温は18℃くらいだけれど海風で体感は13-4℃ぶ厚めのスウェットを羽織っても寒い。もう夏なのに。出航し10分そこらで、グリーンゲーブルズのあるキャベンディッシュ近くのノースショア沖合1-2㎞ぐらいの所でサバ釣り。仕掛けはびらびらがついたサバ用のルアー2本バリに5-6号のおもりが付いたシンプルなもの。船長は4秒流して、リールを止めてしゃくるように指示。そんなもんで釣れるのかなと、指示通りに仕掛けを落とすと、まあどうでしょう。入れ食い状態です。僕以外は。言い訳すると潮の流れの影響だとは思いますが、一番後ろの私には、なかなかサバさんが食いついてくれず、結局、1匹だけの釣果となりました。

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 というのもサバ釣りは、タラ釣り用の餌を確保する為と若干のお土産用で、ほんの30分ほどで終了し、更に島に沿って西へ移動し、もう少し深場(30mくらい)でのタラ釣りに移行。同じ仕掛けにサバの切り身を付けて、底まで仕掛けを落とし、少し巻いてあとは気長に待つというスタイル。残念ながら、リリースサイズが乗り合い全員で2匹とタラの方は、活性が悪く残念な結果となりましたが、FBの釣果情報だと、日々かなりの大物が釣れている模様で、リベンジを誓ったのでありました。

 お土産のサバは乗り合いの参加者で均等割で、しかも捌いて袋に入れて本当にお土産状態で頂けるので、無茶苦茶楽。しかも1匹の釣果なのに6匹分のお土産。なかなかいいシステムだけれど、タラの場合はどうなったのかな。 という事でマグロ釣りの腕ならしには到底ならない釣行でございました。

 お土産のサバは、生でいけそうやったけど、店に骨抜き置いてきたので、塩焼きにして、ごはん、大根おろし、冷奴と一緒に頂きました。 あー日本人でよかった。

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