カナダでわしも考える

齢54歳 カナダのオンタリオ州ペンブロークでカレッジに入って大工になろうとしています。ラーメン忘れた訳ではないけど。

COVID-19 冷凍ラーメン製作秘話 その2

7月25日(土)

  • 世界では新型コロナ累計感染は15,984,384(+311,543)人 死者が643,821(+5,469)
  • カナダの状況は感染者累計113,556(+350)人 入院患者数337(-58)人 重症者数91(-1)人 死者は8,885(+4) 人 
  • 日本は 累計感染者数28,786(+981)人 入院患者数6,220(+585)人 重症者数64(-4)人 死者993(+1)人
  • 島では本日は新規感染者はおりません。本日はデータのアップデートがございません。現在の状況は累計感染者数 36(±0)人 累計PCR検査陰性人数18,273(+239)人 検査結果待ち14人 快復人数 34(±0)人という状況です。

 さて冷凍ラーメンにしようと考えた時、考える事といえばまず冷凍方法と提供方法。この場合、お土産ラーメンによくある、冷凍スープ、タレ、麺、トッピングをそれぞれ冷凍にして提供する方法とキンレイラーメンのようなラーメン全てがセットで冷凍にされてそのまま鍋で解凍したらラーメンとして食べられる方法。 提供先がラーメンの調理に慣れていないカナダ人なので、日本でよくあるお土産ラーメンの提供はおそらく難しいであろうという事になり、キンレイラーメン方式をとる事にしました。

 キンレイラーメン方式を研究しようと考え、工場の生産ラインの動画がないかYoutubeを調べてみるとありました日本のテレビ番組に『日本の出番』というものがあり、そこでばっちり製造工程がおしげもなく出てました。もう今の時代はなんでもYoutubeでなんとかなります。もうなんでも秘密にしておく時代は終わりました。どんどん動画を公開していって手の内をあかしていった方がええような気がします。今はオープンキッチンが主流ですし、しかし残念ながら店はオープンキッチンではないので近いうちに店のチャンネルをたちあげていろいろ動画を公開していきたいなどともくろんでます。脱線しましたが、そういった訳でだいたい冷凍ラーメンには何が必要であるか動画で勉強した訳です。 

 まず絶対に必要なのが急速冷凍機。これが最大の難関。寿司アカデミーも同時期に『寿司屋の冷凍通販 おうちで寿司便』という企画を立ち上げたばかりで、店はお寿司とラーメンのお店なので、その両方ができる方がいろいろと企画ができるかなという事で、どのような急速冷凍機を使われているのか聞いて、価格とか調べてみると、冷凍技術に関しては日本が一歩も二歩も先をいっていて、なかなかカナダで同様の冷凍機を購入するのは予算的にも、輸入許可的にもハードルが高い事が分かりました。

makesushiathome.myshopify.com

 あかん無理や。。。この時はちょうど引き籠りの達人になりそうになっていた頃で外出自体がもうおっくうでおっくうで、先が見えない状況でもあり、まあゆっくり考えればええかなどと思っていました。とにかく日本の冷凍機の情報を集め、同様のものが中古も含めてカナダで購入できないかずっと調べてました。しかしどのサイトを調べても店で使えるような急速冷凍機はマイナス40℃の風をあてて急速に冷凍するブラストチラー&ショックフリーザーと呼ばれるものしかありませんでした。これだとラーメンの急速冷凍にはそんなに問題にはならないですが、魚とか肉の冷凍だと解凍時のドリップ量が冷却アルコールを使ったリキッドフリーザーに比べると多いのでお寿司には少々きびしいなという状況でした。

 しかし幸いにして、とりあえずまずは冷凍ラーメンを作ってみようという事になり、ブラストチラー&ショックフリーザーを購入する事になりました。

 そしたらとんでもない事が。。。。。 冷凍ラーメン制作秘話 その3につづく

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今日は豆禅ビーガンラーメンをかためてみました。