カナダでわしも考える

齢54歳 カナダのオンタリオ州ペンブロークでカレッジに入って大工になろうとしています。ラーメン忘れた訳ではないけど。

200キロオーバーの本マグロを出刃でさばいてみた その1

 朝から新型コロナが終焉を迎える可能性が高まったというニュースで起こされました。なんでこんなタイミングでぇ~・・・・と思いながら本日のメインイベントの準備を始めました。

 金曜日の朝に突然まぐろ捌ける?と尋ねられ、理由を聞くと隣の州で水揚げされたマグロを買うか、買わないか、購入した場合どうやって捌くかが問題なのだそう。どうやら隣の州ではまだまぐろが禁漁になっていなかったようで、金曜の朝に水揚げされ、連絡が来たそうです。もちろん答えはNO そもそも出刃と豚骨を切るのこぎりしかないのに、200キロオーバーのマグロを捌くというのもチャレンジすぎるし、万が一使いものにならんかったら、海のダイヤモンドが藻屑となってしまうしでそんな責任は取れないという理由からでした。 そしたらうちを含めて3社で共同で購入する形になるという事と捌くのは3社の内の1社の中華レストランの方が捌いて、僕は自分の所の取り分を切り分けるだけという事、価格が想像を超える安値だったという理由で了承しました。そしたら昨日、捌ける人がいないという事が判明し、今朝に至りました。

 昨夜からYOUTUBEで何度もシュミレーションを行い、なんとかなるかなーと思ってたら、まずとんでもない第一関門 箱の大きさは1.3mx2m 重さは氷も入って300kgぐらい、車から人力では降ろせません。 まずは箱を開け、少しづつ氷を取り出し、車の中で箱を解体し、なんとかマグロ本体を台車に乗っけてお店に持ち込めました。

 持ち込めたとはいえ、準備していた作業台には到底乗っける事はできず、あれこれやりながら最終的には、フロアーで解体する事になりました。使った道具は出刃、身卸し、のこぎりの3本

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使用道具

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解体開始

心の中では出刃じゃあ無理やろと何度も何度もつぶやきながらの解体、でもまあ200キロオーバーのマグロを解体するのなんて、一生に一度あるかないかやろと思い、ひたすら解体する事4時間、別の購入者さん用に上身を渡し、我々は下身と両カマを確保。サク取りと急速冷凍、真空パックは後日に、それまでしばし冷蔵庫で寝て頂く事にします。

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 そうそう今回骨も半分確保できたので、もう一度、今回は背骨のスープを作る事ができそうです。 これらを片付けたら今度こそマグロラーメンを作ってみよう。