カナダでわしも考える

齢54歳 カナダのオンタリオ州ペンブロークでカレッジに入って大工になろうとしています。ラーメン忘れた訳ではないけど。

COVID-19 カナダの補償制度 僕なりの解釈

 4月8日(水)世界では新型コロナ累計感染者が1,513,358人 死者が88,415人 カナダでは感染者累計19,289人 入院患者数1080人 重症者数 314名 死者435名 日本は 累計感染者数 4,257人 入院患者数 3,544人 重症者数 99名 死者81名となっています。

 島では本日3名の新規感染者が確認されました。2名は海外旅行帰りの20代の男性と70代の女性 1名は州外から帰宅の50代の男性で州外からの帰宅者の感染例は島では初めてとなってます。なんか変な文章ですが、要はカナダ国内で新型コロナウィルスに感染して島に戻ってきた初めての人という事です。3名とも軽症で自宅で自己隔離されているとの事です。現在の状況は累計感染者数 25名 累計PCR検査陰性人数 1445名 検査結果待ち 105人 快復人数 17名という状況です。検査結果待ちの方がかなり減り、陸路の入島規制と航空便の減便でほぼ鎖国状況なので、当初のフラットカーブ作戦はうまいコトいっている模様です。PCR検査の精度が100%ではないので、陰性の1445名の中にも実は陽性である人はいるかも知れませんが、14日間の自己隔離の効果で島内での2次感染はまだ確認されていない状況です。島内において2次感染が確認され始めたら、いっきに広がるかも知れませんが、社会的距離の順守、5名以上の集まりを禁止している現状ではそんなに感染爆発はしないような気がしてます。 どのタイミングでこの手綱を緩めるかですが、カナダ全土では1日1000名の新規感染者、死者が1日に50名づつ増えている現状では、当分の間鎖国もやむなしではないかと思います。

 さて今日、銀行口座を確認した所、口座に失業保険とカナダ緊急対策給付金の両方が入金されていました。来年の確定申告では申告しなくてはならないのですが、現時点では源泉徴収もなくはっきり言うと、普段の収入の100%以上の入金を確認した訳で、失業保険分は2週間分なので、これはこれはありがたいですがうそのようなほんとうの話しです。もしかしたら国の方はまずは対象者全員に入金して、来年の確定申告で帳尻を合わせる方針なのかも知れないです。もしくはこの騒動が治まった後に支払い過ぎの人にはお金を返金するように促すつもりなのかも知れないです。対象者が多すぎて、審査などしていたらどんどん支払うのが遅くなるので、こういう方法を取っていると勝手に想像しておきます。なのでむやみにこのお金は使えないです。またこれは僕個人への入金でして、奥さんの方もCERBの申請資格があるので、明日申請予定です。そうなるとこの収入にプラス2000ドルが追加される訳で、これも来年の確定申告で申告するので、世帯収入はこのあと無事に仕事が再開できればおそらく、去年よりも多くなるはずで、税金がっぽりもっていかれるのか。。。。しかしこのやり方が最終的には不公平感が少なく済むやり方なのかも知れないですね。 正解はもっと考えないと分かりませんが、少なくとも日本よりは確実によい制度ではないのかな、これが先進国の考え方なのかと感心と安心しています。

 エッセンシャルワーカーはこの時期たいへんだけど、感染に気を付けながら仕事をしてもらい、来年の確定申告で何らかの恩恵が、ノンエッセンシャルワーカーは政府の補償を受ける代わりに、感染しない・させないのが仕事で、来年の確定申告ではしっかり税金を払ってもらいますよという事なのではないかと解釈してます。こうなると引きこもりは大事な仕事です。